HDL Lecture by Fumiko Ichikawa

先日5月17にHDL Lecture Seriesの第二回目のゲストとして株式会社リ・パブリック共同代表の市川文子さんをお招きして、自身のこれまでの海外でのキャリアや現在取り組まれている活動についてお話しいただきました。

市川さんはフィンランドの企業Nokia勤務時代に携帯電話の開発チームの一員として、携帯電話がどの様に使われているのか様々な国でリサーチされました。日本では想像できないような使われ方などを目の当たりにし、利用者目線での開発の重要性を実感した体験をお話しくださいました。また日本に帰国後、博報堂やご自身が共同代表としてスタートした株式会社リ・パブリックでのイノベーションに関する研究や活動について説明いただいた後、簡単なワークショップも行いました。ワークショップのお題は『イノベーション』。各自で我々の身の回りにあるイノベーションと思うモノやコトを挙げ、グループごとに整理を行いました。日頃こういったワークショップに慣れていない学生にとっては、刺激的なレクチャーになりました。

株式会社リ・パブリックは「イノベーションの建築家」として領域を横断しながら、様々な分野の人を繋げて持続的なイノベーションを起こそうとしている集団です。今後のHDLの活動にも大きな影響を与える貴重なお話しを聞かせていただきました。

株式会社リ・パブリック
http://re-public.jp