HDL Lecture by Kenta Fukunishi

PUBLISHED ON 2017.02.10

今回は建築家の福西健太氏をゲストに招き、「全体と部分の思考」と題したレクチャーを行いました。福西氏は米国への留学時代、世界的に著名な構造家セシル・バルモンドの下でアルゴリズム建築を学び、帰国後は伊東豊雄建築設計事務所で様々な建築の設計に携わってこられました。

レクチャーでは地球の気象状況を表すダイアグラムを使い、我々を取り巻くすべての物が全体と部分との関係によって成り立っていると説明され、建築を考える上でも常にこのことを重要視されているとお話されました。また、自身が最近取り組まれたコンペ案や、現在設計が進んでいる住宅を例に挙げながら、具体的に建築になっていく思考のプロセスを説明頂きました。