HDL Lecture by Toshiki Hirano

PUBLISHED ON 2016.12.07

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今回は東京大学大学院建築学専攻助教の平野利樹氏をゲストに招きました。平野氏は近代以降の海外の建築思想を含めた文脈の中で、今の建築を説明する事のできる貴重な存在です。

レクチャーは「建築のオブジェクト」と題して、1960年代のピーターアイゼンマンや、その後コロンビア大学行われるペーパーレススタジオが建築のあり方を大きく変えていったお話から始まり、そこで生まれた新たな設計手法や建築作品の中に見られる、物と物の関係性について解説して頂きました。また、911を境にして、この状況が大きく変化し、新たな方向へと進みつつある現在の状況、そして米国の若手建築家たちが「新コラージュ主義」や「新たなアニミズム」といった思想の元、あらたな建築の姿を目指し始めていることも紹介して頂きました。

TOSHIKI HIRANO DESIGN
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